彼らはフツーの人間だった

今日は学校帰りに「完全犯罪クラブ」を見に行きました。レディースデ-です。1000円。

何と言うか、結構ありきたりな内容ですが、割と好きかも。でももっと生々しく、もっと淡々としたものを想像していました。
「あなたがリチャードを操っていたのね」という最後のあれは、見ている側にはかなり早い段階、というか序盤でわかってしまっていて、どんでん返しの役割を果たしていません。
ラスト、私としてはいただけない終わり方ですが、しかしああ終わるしかないのも事実。
音楽が好きかも。

開演待ちの間本屋にいましたが、絵本コーナーを見ていて(絵本好き)、ふと「こっこの絵本がもう出てるんだ」ということを思い出しました。まだ現物を見たことは無いですが。絵本好きとしては複雑です。coccoの本だというだけで買う人が多くいそうだから。

私はこっこの音楽がかなり好きです。彼女が生み出した音が、好きです。こっこ好きの絵本好きとしては、こっこの書いたものだとはわからない形で出版してほしいと思っていました。
ふと本屋で見かけて手にとって、気に入って、そしてしばらくして作者がこっこだと判明する。
そんな再会を夢見ていたんですねえ。

ということで、もし本屋で発見しても手に取るまい、と決心しました。なんとなく。