お花を生ける

2002年10月26日
ここのところ殺人的な日々をぼんやりすごしていて、気が付いたらずいぶん日記を書いていませんでした。おいおい

そして今日はトーイックの試験日…結局たいした勉強もせずに受けてしまいました。結果、どうだろうなあ。初めて受けたので、いまいち予想も付かないですね。

そのあとちょっと実験をして、念願の献血に行ってみました。日記書き始めた頃から献血献血言ってましたが、実際行ったのは初めてです。検査の結果は2週間後かあ。
体重が足りなくて、400はできないそうです。で、200の全血献血をしました。次は成分献血をしてみようと思います。時間がかかる分ちやほやされてましたし(笑)。

帰りにお花を買って帰りました。レースフラワーとガーベラ。お花を買ったのはかなり久しぶりで、余裕が無かったのかなあ、と思いました。まあ逆に言えば余裕が出てきたのだろうということなので、良しです。
帰って、少しずつ切りながら、コップに生ける。バランスを考えながら。この瞬間が、私が過ごす時の中で最も安らぎと幸福を得られる時かも。そんなことを思います。
……恋人といるときより幸せってのは考え物かなあ。
まあ、今はそんな相手もいないので、いいですけどね(笑)。

ちょっと園芸店に近いような花屋さんから、内定を頂いているのです。ちゃんと株式会社で、保険や年金もあるし、有給もあるし、シフト制だけど完全週休二日制。6時閉店で、片付け含めても6時半までには十分終わるらしい。そうそう、住宅手当もあるし。
すばらしいじゃないか、と思うんですけどねえ。
親は不満が大きいようです。まあ当然ですが。大学院(しかも理系の)に行っておいて花屋か!ということですね。
でもねえ、私がやっているのは、純粋な微生物生態学で、研究内容を売り物に、自分を売り込める企業なんてそうは無いんですよ。
それに私は生態学が好きなのであって、微生物の応用には全く興味がないのです。バイオとか、遺伝子とか、聞いただけで頭が拒否しますからねえ。水処理会社に勤めたとしても、きっと仕事を楽しめない。親の薦めるまま就職浪人して公務員なんて、冗談じゃない。就職浪人許すくらいなら、進学を許せ。

もともとドクターに行くつもりだったから、就職を考えてなくて動き始めるのが遅れたってこともあるにはありますが。でもきっと、私が一番幸せに働けるのは、花屋。
公務員を薦めながら、「どうしても花屋やりたいなら、公務員やってから転職しても遅くないだろう」なんて、言うんですよね。公務員ならどんな仕事でも良いのか、事務でも営業でも、就職してくれないと困るんだ、といったのはどこのどいつだ、という反論には耳も貸さない。「大学院出ておいて、何の創意工夫もしないような仕事をするのか」…花屋にだって、園芸点にだって、創意工夫はある。仕入れもやりたいから、それにはそれなりに勉強がいる。それにずっとそこに勤めるつもりは、実は無い。公務員じゃなくたって、転社転職はできるのよ。夜学に通うこともできるのよ。

家族好きなんですけど、嫌いになりそうでいやな今日この頃だったりします。

久しぶりにお花を買ったのも、余裕が出たというより、和みたかったのかも。


お気に入りの映画
「ハンニバル」
雰囲気の良さを好む私には、最高の映画、美しいです。この作品を嫌う人は、ラストの晩餐のシーンにのみとらわれている。
あと、アンソニー・ホプキンスがすきなのです。

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